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スポーツは「脳」が行っている!?

スポーツは「筋力」だけでなく「イメージ力」が重要


人はイメージしたことに対して行動を起こします。

分かりやすくいうと、お腹が空いている時にラーメンを

美味しく食べているイメージをします。

そうすると、無性にラーメンが食べたくなるはずです。

 

これをゴルフに例えると、

シングルを目指すアマチュアゴルファーがいたとします。

その人が、上達するための手本として

絶頂期のタイガーウッズのスイング動画を

何度も繰り返し見た後に練習場に行って練習します。

すると、彼の頭の中には

タイガーのスイングのイメージが鮮やかに

残っているため、脳はイメージにあるそのスイングを

実現しようとします。

 

ただし、体格、体力、筋力等の違いがありますから、

全く同じようにはいきません。

でも、それに限りなく近づこうとします。

これが、スポーツで言う、

テクニカル(技術的)イメージトレーニングです。

 

イメージトレーニングの効果とは?

 

随分古い話しになりますが、アメリカのとある大学で、

大変興味深い実験が行われました。

先ず、バスケットボールをしたことがない学生を

60人ピックアップし、

ランダムに20人ずつA・B・Cの3グループに分けます。

次に、フリースローのやり方を教え、

やってもらい、グループごとの決定率を記録します。

 

 

 

例えば、フリースローラインに立ったら2度ボールを

床に突いてリズムを作る。

次に息を吐いて方の力を抜く。

そしてバスケットリングを見つめる。

最後に、理想のフォームで構え、

最高の状態でリリースされたボールが

美しい弧を描いてリングに吸い込まれる。

その際に、「やった!」という感情を伴わせ、

ガッツポーズもイメージさせる。

そうして、二週間後に3グループの学生たちに

再度フリースローをさせたのです。

 

その結果、

 

 

 

 

このことから、

「スポーツは脳が行っている」ことが証明されたのです。

 

簡単に言うと、投げる、打つ、走る等の動作の一つ一つは、

技能記憶として脳がイメージに置き換えて記憶しています。

ですから、競技力を向上させるためには、

物理的な練習以外にイメージトレーニングを行えば、

練習だけしかしていない人に比べて

圧倒的に早く上達していくです。

 

結論として、

「スポーツが上手くなりたいのなら頭(イメージ)を使え!」

ということです。

ただし、

くれぐれもダメなイメージや悪いイメージはしないように!

ダメを実現してしまいますから(笑)

 

 

イメージ=行動

 

イメージトレーニングは、技術的なもの以外に、

目標の達成や夢の実現など、

将来の成功状態をイメージするというものがあります。

これをオブジェクティブ(目標)イメージといいます。

これはスポーツ選手のみならず、

一般の人たちにとっても必要かつ大いに実践すべきものです。

 

どうするかというと、

夢や目標を実現して喜んでいる自分を繰り返しイメージ

します。

そのイメージがチャレンジ意欲をかき立たせ、

その意欲が行動力を高めさせ、

目標達成に向けた強烈な推進力となっていくのです。

 

何にしても、脳はイメージに在ることを実現しようと

行動を促すようになっていますので、

良いイメージをすれば良い行動に、

悪いイメージをすれば悪い行動になるのです。

 

さあ、新年度の目標達成に向け、

ワクワクするイメージ、且つ強気なイメージを持って、

大いにチャレンジしていきましょう!

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